気分の浮き沈み
うつ / いらいら
気分の浮き沈みの症状
まるでジェットコースターのように気分の浮き沈みが激しくなりますが、これも更年期症状の一つ。ホルモンバランスの減少から、気分の変動、不安感など気持ちの変化を感じやすくなります。
気分の浮き沈みの原因
閉経に近づき、女性ホルモンの減少によって脳の神経伝達や自律神経が乱れます。女性ホルモンと脳の働きは密接に関係しており、幸せホルモンの「セロトニン」ややる気ホルモンの「ドーパミン」の分泌に大きく影響を及ぼし、気分の浮き沈みなどの精神状態が左右されやすくなってしまいます。
気持ちのセルフケア
気分の浮き沈みの身近な原因を知って、症状とうまく付き合えるようにセルフメンテナンスしていきましょう。
ー 心の乱れを感じたら?
-
自分だけの自由時間
仕事に育児、介護など自分の時間がなかなか取れなかった期間が自分を苦しめていませんか?久しぶりに1人でできる自分らしい楽しい時間を。
-
呼吸を意識したストレッチ
呼吸を深くしながらゆっくりとストレッチ。ヨガなどの形にこだわらずまずは身体を伸ばして心と体に余白をつくること。
-
自律神経の乱れ
適度な運動にはストレス発散作用や睡眠の質向上などの効果があります。運動を怠るとこのような効果を得られず自律神経が乱れやすくなります。
◆ 漢方薬ケア
更年期対策では漢方薬も効果的です。体調から診断しご自分に合った漢方を補いましょう。
◆ 専門医による治療
気分が沈んでどうしようもないときは専門の先生に相談されるのもいいでしょう。専門家指導の元でホルモン補充療法を受けることもおすすめです。
◆ ツボ押し
女性ホルモンUPと自律神経の働きを落ち着かせるツボを優しく押しましょう。お風呂でのリラックスタイムや就寝前ツボにお灸などもお勧めです。
神門(しんもん)
手首の小指側のくぼみ
・心身のリラックス
内関(ないかん)
手首の線から指3本分、真ん中の筋
・心身のリラックス