めまい
立ちくらみや貧血

めまいの症状と種類
めまいには種類によって感じ方が異なります。
1. 天井がぐるぐる回るような回転性めまい
2. 歩くとふらふらする・ふわふわする動揺性めまい
3. 立ち上がると目の前が真っ暗になるたちくらみのめまい
更年期に入った女性が感じやすいめまいは、「メニエール病」「良性発作性頭位 めまい症」であるとされ、これらは女性ホルモンの減少が関係していると考えられています。
めまいの特徴

更年期を迎えた女性は女性ホルモンが急激に減少し、自律神経の乱れを生じます。また、加齢による細胞の衰えや日ごろのストレスにより三半規管のバランスが崩れめまいを引き起こしやすくなります。
めまいのセルフケア
日常生活をするうえで厄介なのがめまいです。起き上がることもできずに仕事を辞めた方やいつめまいが起こるか不安で外出できなくなった方などいらっしゃいます。まずは検査をし、更年期によるめまいなのかそうでないかをご自身で把握し適切なメンテナンスを行いましょう。
ー 日常でもし、めまいが起こったら?
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その場に座って安静に
室内にいる場合は無理に動かずにまずは安静に。近くに椅子がある場合は座って呼吸を整えましょう。
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立ち止まって座り込む
外出先でめまいが起こった場合は歩こうとはせず、その場で立ち止まるか座り込みめまいが落ち着くのを待ちましょう。
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壁沿いに休憩する
めまいが起こって転倒しそうになる際、頭を何かでぶつけたりどこかに落下しないように近くのもたれかかれる壁沿いの安全なところで休憩しましょう。
◆ 食事によるメンテナンス
めまいは血圧の不安定さとも関係があり、めまい・ふらつき予防のためにバランスのいい食事を心がけましょう。ビタミンEを豊富に含む豆類やタンパク質をバランスよく摂る事がおすすめです。
◆ どんな時めまいが起こりやすいかを把握する
日常生活の中で頻繁にめまいを感じている場合はどんな時に症状が起きているのかをよく把握しておきまししょう。料理を作っているとき、寝ようと横になったとき、外出しようとしたときなど自分が把握できているとめまいが起こったときに備えることができます。
◆ ツボ押し
女性ホルモンUPと自律神経の働きを落ち着かせるツボを優しく押しましょう。お風呂でのリラックスタイムや就寝前ツボにお灸などもお勧めです。

中渚(ちゅうしょ)
小指と薬指の間
こぶしを握ったときに出来るくぼみ
・めまいの特効穴

太衝(たいしょう)
親指と人差し指の関節が交わるところ
・気血の流れを正す